横浜市立元石川小学校 副校長
安全が最優先という視点を大事にして、事務職員としてできることを考えてもらいたい。学校をマネジメントしていくことが大切である。落合 孝氏 上越教育大学大学院 教授 若井彌一氏
危機管理については一般の大人の意識改革が必要であり、巻き込んでいくことが重要である。説明責任の時代で、事務職員もプロフェッショナルとして一人一人が意識して努力していくことが大事である。 |
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神奈川県開成町教育委員会教育長
行政との連絡調整を事務職員の仕事と考えています。共同実施は、事務職員のスキルアップにつながるという観点を持ち、必要とされる人材になってほしいと思います。
松浦晃幸氏 宇都宮市立昭和小学校 校長 木村茂夫氏
企画、立案、提案の構成メンバーとして活躍し、情報ネットワークに積極的に取り組んでください。みんなで一緒にやることによってモチベーションが高まり、資質の向上につながると考えています。 |
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日本女子大学人間社会学部客員教授
「笑顔にする学校事務」とは、安心・満足・信頼の学校をめざし、学校経営に参画することで、自らの存在感、効力感を高めることです。東海事務研は、4県の良さを補完し刺激し合うことで、新たな気づきを共有することができます。さらに、実践を点から線、面へとつなげていき、地域の特性を活かして、先進性を発揮することを期待します。
教育課程指導室長 長谷川邦義氏 前 全事研会長 廣田正子氏
東海地区4県が、1つの目的に向かって長期間にわたる調査研究を続け、それが各会員に発信されていることは、他地区には見られない素晴らしいことです。今後の学校事務においては、学校財務及び学校情報をマネジメントする力が重要になります。
元 東海事務研会長 桑原伸幸氏
組織、個人にはそれぞれの役割があり、それが果たせた時に、大きな成果につながっていきます。事務職員の考えだけによる取組みには限界があるため、他者を巻き込み、課題解決を図っていくことが必要です。 |
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助言者の藤村裕一氏により進められました。 「学校における情報セキュリティはどうあるべきか」「今後期待される情報管理・危機管理と事務職員の果たす役割とは」の2点について、グループでの話し合いを行った後、代表者より寸劇を交えたりしながらの発表がありました。
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上越市教育委員会学校教育課指導主事
行政やNPOなどの外部組織との連携を模索し、視野を広く持ち、前向きに取り組みましょう。校務の情報化により生まれるゆとりが、教育をより良くしようとする意識・意欲の高まりにつながります。
川住晴彦氏 NPO法人上越地域学校教育支援センター長 曽田耕一氏
今求められる力は、コミュニケーション、コーディネーション、コラボレーションです。自分の想いを伝え、相手の想いを知ること。自分の想いを具現化し、他者を活用すること。相手の想いを実現していく中で自分の想いを実現していきましょう。
鳴門教育大学大学院 准教授 藤村裕一氏
金がない・人がない・ビジョンがないと嘆くより、仲間と熱く語り、今日学んだことを基に明日から一歩踏み出しましょう。 |
「スクールガイド作成」ナビグループと「子ども、保護者、地域との関わり」子どもグループより、提案型事務職員への道の実践報告がありました。 |
全体構想が明確で具体的な発表だった。事務室は情報収集・管理等の発信源としての役割を担っている。しかし、学校事務職員の厳しい現実は変わらない。制度を変えて意識を変えていく事が大切である。 学校教育と事務職員の役割−連携の視点から− 京都産業大学連携推進室長・文化学部
今の子どもたちの学力低下やいじめ・不登校・学級崩壊等の問題から、学校の組織マネジメントの改善が必要である。教授 西川信廣氏 教員は学力向上のために、家庭・地域との連携や小中連携教育に取り組んでいる。事務職員は制度改革から意識改革を行い、職務開発から教育改革推進事務へ取り組むことが必要である。 |
和歌山県海南市立仁義小学校 綿野淳子氏
現任校は今年度で廃校になってしまうが、「この子どもたちのために何ができるか」を最優先に仕事をしている。
滋賀県大津市立堅田中学校 林香里氏
危機管理から小中一貫のスクールガイドを作成する必要性があった。小中連携に何を期待するのか、目的意識を持って始められたのが良かった。
プール学院大学国際文化学部
教職員力を上げなければ学校力は上げられない。チームとしての役割を認識し、我々の立場で動けることをしていきたい。
准教授 佃 繁氏 大阪府吹田市教育委員会指導課長
吹田市は学力向上のために小中一貫を取り上げているが、学校事務職員は各校のスケジュールの調整や他職との連携を図ってほしい。
大田正義氏 京都産業大学連携推進室長・文化学部
良質な関係が大切で、質の向上が、お互いの質を高める。スタンダードを上げていくことが大切。また、それぞれの年代でリーダーとしての役割を担って欲しい。
教授 西川信廣氏
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鳴門教育大学地域連携センター
私たちは危機と背中合わせにいるという現実的な認識が必要です。外国では、ある出来事に出合った時、自分自身の生き方に責任をもって選択するという考え方があります。准教授 阪根健二氏 危機に陥る前の対応について (1)迅速的な意思決定と行動(最初の一手) (2)情報開示(何をどこまで) (3)社会的視点(不自然でない対応) 万が一、問題が発生してしまった場合には、問題発生直後の適切な判断とそれに基づくコミュニケーション活動の実施が必要になります。 |
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東みよし町教育委員会教育長 川原良正氏
学校は、子どもたちに確かな学力をつけ豊かな人間性を育む場所です。そして何より児童生徒との信頼関係を築くことが大切です。心と心が通い合う教育、人として一番大切なことを常に子どもたちに教えていかなければなりません。今回の実践は、子どもたちや学校のために行われたすばらしいものでした。楽しい学校、笑顔で過ごせる環境を整え、さらに円滑な学校運営のため、これからも学校現場の声をいち早く反映出来るような教育委員会でありたいと思います。 これから職場において一人でも多くの理解者を増やし、学校での定着を図り、学校のトータルプロデューサーとして活躍する事務職員を目指してください。 |
「学校力(学校の総合力)」をキーワードに、事務研の組織力・研究力を生かした事務処理規程や学校管理運営規則等の改正に関わるまでの研究の取組が紹介されました。 |
経験の浅い事務主任でも、共同実施により経験のある職員がカバーできるということや、事務主任と事務長の職務や権限についての話が多く出された。 |
都城市教育委員会教育委員長
子どもたちをどう育てていくか、その手助けを教員と事務職員が一体となっていかなければならない時代となりました。事務研と県教委が協力し、子どもとどのように関っていくかで、これからの教育は変わっていくでしょう。内田國昭氏 静岡大学教育学部附属教育実践総合センター
学校事務職員の強みは実践を語る場があるということです。実践を言語化することで、その中に存在意義を見い出せます。現場にいる強みを生かし、地に足のついた素晴らしい研究でした。
准教授 藤原文雄氏
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全県で実施している共同実施への取組みと、「いわてのこれからの学校事務、学校事務職員はどうあればよいか」「岩手県の教育改革」等に共同実施がどのように関わっていくのかについての提案がされました。 |
討議の柱となった「希望(ゆめ)をカタチに」には、ささやかな望みから壮大な希望へという思いがこめられていると司会者の説明のもと、活発な討議がされました。助言者の日渡氏からは「共同実施は集まっている時間だけなのか、定型業務だけが共同実施なのか、共同実施を学校事務職員サイドのみから見ているが学校運営組織等その先にあるものを見ていかなければいけない」という発言がありました。 放送大学大学院 教授 小川正人氏
共同実施の可能性は、効率化が目的でなく、学校事務職員が学校経営に関わっていくこと、学校の自律化を図れるということにある。 |
放送大学大学院 教授 小川正人氏
地方分権の時代であり、地域の核に学校を位置づけ、地域づくりの中で学校経営を考えていかなければならない。
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町教育委員会教育長 日渡円氏
学校の組織を変えていくことで、学校事務職員が、どうあればよいかが見えてくる。
助言者のお二人と、提案者により、共同実施、人事権の委譲について座談会形式で話し合いがもたれ、参加者からも意見が出され、盛り上がりました。
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東北大学大学院教育学研究科
校内での共通理解に関しては、人が人に働きかけることで理解者を増やしていくことが大切です。プロセスは大変ですが、楽しんでほしいと思います。それが学校の中でネットワークを作ることに繋がるからです。教授 小泉祥一氏 今までの積み上げを見直していくことによって、新しいものが生まれてきます。また、このシステムが大切であるということを実証していくことが必要です。 |
山形県:加配校に兼務発令がされていないことが疑問だという意見が多く出された。また、県内で共同実施が周知されていないという回答があった。 秋田県:非常勤職員に関する質問がされ、待遇については、1日6時間、週30時間の勤務で、社会保険、労働保険に入っている。報酬はすべて県費で賄っているとの回答があった。 秋田県:鳥取県の事務職員より、すでに導入されている職務標準表だが、当初は載っているものが全てできるのかという不安があったが、今ではほぼすべて行われているという意見があった。 福島県:3つの研究に対し共感の意見があった。財務を執行する上での、学校長の職務権限が重要だという熱い意見交換があった。 |
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福島大学総合教育研究センター 特任教授 宮前貢氏
学校とは子供たちの心を受け止め、その思いや願いを実現させ、保護者の信託に全職員の力で応えるところです。学校に説明責任が求められている今、学びたいと思っている子供たちの心をどれくらい達成できているのか、学校の取組の評価が重要です。そのためには、自己評価をまず進めて、外部に説明責任を果たしていく必要があります。 各県の発表すべてにかかわることですが、校長と市町村教育委員会の連携がとても重要です。気軽に話し合えるような関係が望ましいのです。 今、事務職員の仕事が広がっています。広がっていく中でも、焦点化する必要があります。各々の課題を基に、テーマを絞り、それを深めなければなりません。
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子どもの豊かな育ちを支援する学校事務
つなげよう! 新たな挑戦へ − 平成21年8月5日〜8月7日 |