福島県公立小中学校事務研究会


第30回研究大会(平成19年度)

終了のごあいさつ 『大会を終えて』

福島県公立小中学校事務研究会会長  三瓶 京子

 第30回県大会大変お世話様でした。皆様のご協力により、2日間の大会が無事終了いたしましたこと感謝申し上げます。県事務研が主体となった、新たな運営は、会員の皆様はどのような感想を持たれたでしょうか。ご意見をお聞かせください。各分科会の研究実践に基づく発表は、指導助言者の皆様から 大きな評価をいただきました。更に今後の研究活動に生かし発展させていきましょう。

福島県公立小中学校事務研究会企画推進委員長 平 英作

 福島県事務研大会は30回を迎え、新たなページに進みました。 これまでの研究大会は各支部持ち回りで、それぞれ特色を生かしたきめ細かな計画の基、運営にあたっていただきました。今回はその実績を糧として、研修企画グループが運営計画書を作り、中心となって運営にあたりました。今大会の成功には、県事務研役員・各専門委員をはじめ、運営にご協力いただいた両沼支部の方、そして参加された会員のみなさんのおかげと感謝しております。初年度の反省を元に次期大会運営へつなげていきたいと思います。今研究大会では事務研交流コーナーを開設しました。今後、大会は隔年開催となりますので、県事務研・各支部間の情報交換の場として積極的にご活用いただきたいと思います。県事務研行事は今後も郡山市近辺で行う予定であり、さらに来年は全国大会も兼ねて行われます。県中地区特に郡山地区の会員の皆さんには大変お世話になります。
 今大会は上記のとおり、新しい運営を行いました。いかがだったでしょうか。次回の大会に生かすため会員の皆様のご意見・ご感想をうけたまわっております。率直なご意見等を担当までお届けください。


研究大会記録 『メモリアル』

 大会テーマ「子供の学びを支援する学校経営事務をめざして」のもと、夏季休業中二日間にわたって研究大会が開催されました。今大会は福島県事務研の「新生プラン」に基づく最初の大会で、各地区持ち回りの開催方式から事務研主体の「研究の継続性」「大会のスリム化」等を目指し運営されました。
 ◎県大会要項PDFファイル

開会式の様子
<日 程>
平成19年8月22日(水)~23日(木)
<会 場>
ユラックス熱海、清稜山倶楽部
<内 容>
・開会式・・・・・・・・・・・・・・・(22日)
・県教委講話
・分科会(4分科会設定)
・文科省行政説明・・・・・・・・(23日)
・全体研修Ⅰ
・全体研修Ⅱ
・閉会式

「県教委講話」

福島県教育庁教育振興領域 市町村立学校グループ管理主事  会田 智康 様

 「県教育委員会の施策「目標管理制度」は学校経営参画の一手段として非常に有効な手段である。学校目標を理解意識しその願いを共有することが大切であり、自己目標の設定は学校目標の整合性と連結が大切である。自己目標の達成が学校目標の達成と重なれば有効といえる。目標達成のためPDCAサイクルの積み重ね、自己の意識改革・自己啓発でさらに研修を積んで学校経営に参加してほしい。」など目標管理制度をもとに講話されました。

「オリエンテーション」・・・・・・企画推進委員会PDFファイル


「分科会」

第1分科会 bunkakai1

「会計事務システム化をめざして(中間発表)」PDFファイル

 研究推進委員会課題グループⅠが研究している中間発表です。活発な意見交換が行われ、継続研究にむけた協議会でした。

第2分科会 bunkakai2

「望ましい学校教育予算と予算執行に係る財務会計実践研究」PDFファイル

 南相馬市の誕生による、公費予算や相馬地方全体における教育予算の問題を整理発表されました。また、班ごとによる討議も行われました。

第3分科会 bunkakai

「効果的な備品管理の一手段」PDFファイル
  ~パソコンを利用して備品配置図を作成しよう~

 備品配置図の作成による、備品管理の研究発表でした。参加者がパソコンを持参し演習を行い分科会を進められました。

第4分科会 bunkakai4

「行政との連携における学校事務改善と標準化に向けて」PDFファイル
 ~市町村合併に伴う課題解決のための実践と展開~

 合併が行われた4市町村からの発表です。合併に伴う問題にどう取り組んだのか、実践発表と今後の在り方を話し合いました。


「文科省行政説明」PDFファイル

文部科学省初等中等教育局 財務課教育財政室長  勝山 浩司 様

 「一人職の学校事務職員は今後どうなっていくのか、なぜ学校に事務職員が必要なのか答えが必要である。プレイヤーはあなた方です、私たちは応援団です。頑張ってください。」など、熱く語っていただきました。 monkasyou

「全体研修Ⅰ」・・・・・・パネルディスカッション

全体研修Ⅰ
<テーマ>
学校経営スタッフとしての学校事務職員の役割を考えるPDFファイル
~学校事務部門の強化と学校事務職員の経営参画~
<パネラー>
郡山第二中学校長    小野 義明 様
桜中学校 主査      橋本 広治 氏
一箕小学校 主査     相田サダ子 氏
古道小学校 主任主査  石田 孝明 氏
<コーディネーター>
福島第四小学校 主査  平 英作 氏

 4名のパネラーにより時間を忘れるほど活発な討議・意見交換が行われました。

「全体研修会Ⅱ」・・・・・・記念講演 「学校評価と学校事務職員の役割」PDFファイル

名城大学大学院 大学・学校づくり研究科 主任教授  木岡 一明 様

 学校事務職員が学校経営にどう参画していけばいいのか、共同実施や学校の組織化・学校マネジメント・学校評価をからめながら講演されました。

「閉会式」・・・・・・副会長閉会のことば


大会メモリー

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←受付ご苦労さまでした。


 研究大会集録、各支部の広報など県事務研の30年の歴史を展示しました。

(初日の風景)→

 県内各地より大勢の会員が参加しました。 zentai
大会会場

 大会会場です。
 毎年、県事務研代議員研修会・総会でもお世話になっています。
 受付・入場もスムーズにいきました。 受付
展示初日風景 ←展示初日風景です。 会場の様子  
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 県大会の歴史、各支部交流の場です。2日目はホールに場所を移しました。
 第4分科会の指導助言者です。
 お世話になりました。

 

  
2018.03.05 掲載