福島県公立小中学校事務研究会


第33回研究大会(平成25年度)

終了のごあいさつ 『大会を終えて』

福島県公立小中学校事務研究会会長  土澤 琴江

 去る8月22日に開催された第33回福島県公立小中学校事務研究大会は、450名を超える参加者を得て,多くの成果を挙げ成功裡に終わることができました。本大会開催にあたり,温かいご指導とご支援いただきました福島県教育委員会を初め関係機関並びに関係団体の皆様に心から感謝申し上げます。
 また,本大会における計画や準備そして当日の運営等にあたられた研修企画グループ,プランニンググループ,研究推進委員会, 情報委員会及び事務局の皆様に厚く御礼申し上げます。
 会員の皆様には,この研究大会において得られた成果を学校に持ち帰り,カリキュラム経営に参画することによって,「子どもの学びを支援する学校経営事務」の実践として実を結ぶことを期待申し上げます。

研究大会案内等


 

全体研修

<テーマ>
「アクションプラン会員実行シート」について
<担 当>
企画推進委員会 プランニンググループ
<内 容>
「アクションプラン会員実行シート」の作成の経緯、目的、活用方法について説明がありました。将来的に、会員が作成したものをデータベース化し、共有を図り、会員間で連携していきたいという思いを説明されました。
<資 料>
◎要項PDFファイル(173KB)
◎プレゼン資料PDFファイル(8358KB)
◎アクションプラン会員実行シートexcelファイル(42KB)
◎アクションプラン会員実行シートPDFファイル(283KB)
◎アクションプラン会員実行シート(活用例)PDFファイル(435KB)
◎アクションプラン会員実行シート(参考例1)PDFファイル(368KB)
◎アクションプラン会員実行シート(参考例2)PDFファイル(375KB)
◎アクションプラン会員実行アシストシートPDFファイル(218KB)

 

講演(パネルディスカッション)

<テーマ>
「子どもの学びを支援する学校経営事務をめざして」
   ~カリキュラム経営に参画する学校事務~
<講 師>
国立教育政策研究所・初等中等教育研究部総括研究官  藤原 文雄 様
国立大学法人福島大学総合教育研究センター 特任教授 渡辺 博志 様
福島県小学校長会 会長 福井 一明 様
<内 容>
① 学校事務職員が「カリキュラム経営」に参画する意味
② 学校が「カリキュラム経営」の充実に求めていること
③ 「カリキュラム経営」参画の現状
④ 「カリキュラム経営」に参画した取組事例を交流
⑤ 「カリキュラム経営」に参画する事務職員の「強み」、高めていきたい力量
この5本の柱で、パネルディスカッションが行われました。 コーディネーターの渡辺先生、パネラーの藤原先生、福井先生、そして土澤会長から、福島県の学校事務職員に対する熱いエールのような思いをたくさん語っていただきました。
<資 料>

 
パネルディスカッション

分科会

第1分科会

<テーマ>
「校内会計事務システム」の定着化に向けて
~講師派遣事業による取り組みから~
<担 当>
研究推進委員会
<指導助言>
福島県小学校長会 会長 福井 一明 様
<内 容>
郡山市立宮城中学校の研究実践事例から、校内会計事務システムの取り組みが紹介されました。また、グループ演習により各校における学校徴収金の課題や問題点とその解決策を協議し、校内会計事務システムの定着化に向け意見交換が行われました。
<資 料>
◎要項PDFファイル(162KB)
◎学校徴収金執行フロー図(チェック表)excelファイル(48KB)NEW

 

第2分科会

第2分科会
<テーマ>
行動改革。「やってみよう!」が学校事務を変える
~連携・協働によるカリキュラム経営への参画をめざして~
<担 当>
耶麻支部
<指導助言>
国立大学法人福島大学総合教育研究センター 特任教授 渡辺 博志 様
<内 容>
耶麻支部からは、北塩原村と西会津町の研究班の取組みについて発表がありました。それぞれ「連携・協働」による学校事務改善を進め、積極的な意識改革が行動改革へとつながっている実践の記録が、多数集約されていました。   
<資 料>
◎要項PDFファイル(1378KB)
◎プレゼン資料PDFファイル(16,077KB)
◎指導助言 渡辺先生資料PDFファイル(162KB)

 

第3分科会

<テーマ>
「カリキュラム経営参画」はじめの一歩
~教育活動へのかかわり1296日~
<担 当>
いわき支部
<指導助言>
国立教育政策研究所・初等中等教育研究部総括研究官  藤原 文雄 様
<内 容>
いわき支部より、経験年数が比較的少ない会員を中心に行われた、「カリキュラム経営への参画」の研究についての発表が行われました。『教育課程に関わる』=『教育活動に関わる』と捉え、日常の事務処理や教職員とのやりとり等を『毎日の記録』として蓄積することで『教育活動に関わる課題』を見つけるという取り組みが紹介されました。   
<資 料>
◎要項PDFファイル(1137KB)

 
第3分科会

第4分科会

<テーマ>
学びを支援するアプローチ
~学校備品の有効活用から~
<担 当>
福島支部
<指導助言>
福島県教育庁義務教育課 管理主事 歌川 哲由 様
田村市立都路中学校 主査 仲澤 市雄
<内 容>
福島支部から、備品の有効活用を進めることで子どもの学びを支援する取り組みについて発表がありました。研究協議では、「子どもの学びを支援するために行っている備品有効活用の実践」及び「学校間、市町村教育委員会との連携」について、各地区の状況発表を交え話し合われました。
<資 料>
◎要項PDFファイル(623KB)
◎プレゼン資料PDFファイル(1908KB)

 

第5分科会

<テーマ>
より高い意識を持ち主体的に実践する学校事務職員をめざして
~今、求められる「力」を一人ひとりが高めるために~
<担 当>
西白河支部
<指導助言>
会津美里町立高田中学校 主任主査 皆川 満
(企画推進委員会 プランニンググループ主任)
<内 容>
西白地区から、『教育活動を支援する共同実践の展開』をサブテーマとして研究した班別実践事例についての発表がありました。発表を受けて、参加者が各グループに分かれて現在会員個人や地区で行っている実践等について討議が行われました。
<資 料>
◎要項PDFファイル(666KB)
◎プレゼン資料PDFファイル(5856KB)
◎第5分科会参加者の皆様へPDFファイル(65KB)

 

  
2018.03.05 掲載