福島県公立小中学校事務研究会


第34回研究大会(平成27年度)

全体研修

<テーマ>
第五次長期研修計画策定に向けて
<担 当>
企画推進委員会 プランニンググループ
<内 容>
学校事務職員としてのさらなる資質向上につながる第五次長期研修計画の作成のために、県事務研発足から現在まで行われてきた研修・研究を振り返り、その経緯について説明が行われました。

講演

<テーマ>
「子どもの学びを支援する学校経営事務をめざして」
   ~地域とともに創造する学校カリキュラム経営に参画する学校事務~
<講 師>
新潟大学大学院 現代社会文化研究科 准教授  雲尾 周 様
<内 容>
地域の中の学校として地域と学校がともに協力して子どもの学びを支援していく。子どもは,学んだ学校を誇りに思い,自分の地域に愛着を持ち大切にしていく。そのために地域の支援力を学校のカリキュラム経営の中に生かしていくには,学校は組織としての力量を高める必要があること。学校事務職員としては,いかに情報を収集し提供できるか,貢献できるだけの知識やスキルがあるか等が重要であるとお話くださいました。
<資 料>
◎講演資料PDFファイル

分科会

第1分科会

<テーマ>
これからの学校事務連携のあり方
~「学校事務の共同・連携実施」実践報告から~
<担 当>
研究推進委員会
<指導助言>
福島県教育庁義務教育課 管理主事 佐藤 由弘 様
<内 容>
「学校事務の共同・連携実践研究指定校」の中から、8つのグループの実践等について報告をいただき、これからの「学校事務連携」のあり方について分科会参加者とともに協議が行われました。

第2分科会

第2分科会
<テーマ>
時代に対応できる学校事務職員をめざして
~地域コミュニティーにおける新しい学校事務のあり方~
<担 当>
東白川支部
<指導助言>
塙町教育委員会 教育長 藤田 充 様
<内 容>
前半は,①メーリングリストや表計算ソフトなどを活用した連携例,②郡教頭会・郡校長会・各教育委員会と連携の形ができるまでの経過,③検証アンケートの考察,などの発表がありました。後半ではグループに分かれて参加者各自の連携状況を発表しました。

第3分科会

<テーマ>
主体的にカリキュラム経営に関わる学校事務職員をめざして
~学校統合・施設管理での実践をとおして~
<担 当>
両沼支部
<指導助言>
会津坂下町教育委員会 教育長 佐藤 玄 様
<内 容>
学校統廃合にかかわって,教育委員会や関係機関,学校間での連携と教育活動への支援を,特に備品の手続きや施設管理をとおして意欲的に取り組ま れた様子を発表しました。
第3分科会

第4分科会

<テーマ>
誰でも使える教材整備ソフト、授業で活用できる備品管理をめざそう
~旧から新へ!備品台帳移行を機会に教材備品管理を見直そう!~
<担 当>
岩瀬支部
<指導助言>
須賀川市教育委員会 学校教育課長 正木 義輝 様
<内 容>
『教材整備ソフト』による備品管理を機に、「紙媒体→電子データへの移行がスムーズに実行できる工夫」「職員が閲覧しやすい電子データの整備」「地区内での共通理解」について進められた実践研究についての発表が行われました。

第5分科会

<テーマ>
信頼される学校づくりと子どもたちの成長のために
~様々な角度からのカリキュラム経営参画の試み~
<担 当>
南会津支部
<指導助言>
南会津町教育委員会 教育長 星 英雄 様
<内 容>
学校事務基盤づくり(文書情報・校内会計の標準化)と、学校事務職員としてできるカリキュラム経営への参画についての実践発表が行われました。

 

  
2018.03.05 掲載